6月3日、ガルフニュース紙は「オーストラリア代表DFマーク・ミリガンは、UAE1部のバニ・ヤスからの誘いを断った」と報じた。

記事によれば、バニ・ヤスがミリガン獲得に向けて提示した条件は、年80万ドル+ボーナスの3年契約という好待遇。しかしミリガンはAリーグでのプレーに満足しているとして、このオファーを断ったという。

ミリガンの代理人を務めているバディ・ファラーはこのように話したとのことだ。

ガルフニュース

バディ・ファラー代理人

「マークへのオファーは決して小さいものではなかった。しかし彼はいろいろなことを考慮し、単に金額の大小に振り回されていなかった。

彼はメルボルン・ヴィクトリーで本当に幸せなんだ。彼はファンを愛しており、コーチとも素晴らしい関係を築いている。チームメイトにも大きな敬意を払っているし、クラブの成功を信じているんだ。

マークは、Aリーグは年々強くなっていると感じている。彼はワールドカップを目指すうえでメルボルンが適した場所であると考えている」


メルボルン・ハート、キューウェル獲得は10日以内に完了か

フォーフォーツー・オーストラリアは「メルボルン・ハートの会長が、オーストラリア代表FWハリー・キューウェルの獲得は10日以内に行われることを明かした」と報じた。

11/12シーズンにメルボルン・ヴィクトリーを退団して以来長らく所属クラブがない状態が続き、今季は終盤にアル・ガラファと短期契約を結んで3試合に出場したのみであるハリー・キューウェル。

先日報じられた通り、イングランドへの移籍を断念した彼は、かつての盟友ジョン・アロイージが監督を務めているメルボルン・ハートへの加入が濃厚であると言われている。

フォーフォーツー

スコット・マン メルボルン・ハートCEO

「出来ればプレシーズンが始まる7月までにはすべてを終わらせたいと思っている。我々の希望としては、今後の7~10日間のあいだに契約交渉を合意に至らせたい。

この世界にしばらくいる人間だから、確率は明言することは出来ん。何が起こるかは分からない。会合は素晴らしいものだったから、期待はしているがね。

ジョン・アロイージ監督は、ハリーと2週間前に会談した。彼は多くの質問を行い、我々はこれからの目標や、いかに期待しているかということを伝えた。会議の内容については自信を持っている。

彼は一昨年の終盤、メルボルン・ヴィクトリーで良いプレーをしていた。そして少しピッチの上でやり残したことがあると考えているようだ。

彼は偉大な選手であることを証明したいと思っているだろうし、もし実績を残せば再び代表にも選ばれるだろう。それが最優先の目標ではないにしてもね」

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