6月3日、レキップ紙は「フランス・リーグアンに昇格が決定しているモナコは、FCポルトに所属する元ブラジルU-20代表MFフェルナンドに接触している」と報じた。

フェルナンド・フランシスコ・ヘジス、通称〝フェルナンド”は1987年生まれの25歳。豊富な運動量と高い守備力を備えており、リーグ屈指のアンカーとして名を馳せている。イタリア・セリエAのインテルが獲得に乗り出していると報じられたこともある。

記事によれば、フェルナンドの獲得については2000万ユーロ程度の金額が必要になると考えられており、モナコはそれを支払う用意があるという。

なお、これまでモナコが獲得を検討していると報じられているのは、カルロス・テベス(マンチェスター・シティ)、ヨアン・キャバイ(ニューカッスル・ユナイテッド)、クラウディオ・マルキージオ(ユヴェントス)、ジョフレイ・コンドグビア(セビージャ)、ジャンネッリ・インブラ(ギャンガン)、ニコラ・エンクル、ステーヴ・マンダンダ(マルセイユ)など。


レンヌ、シルヴァン・アルマンの獲得を発表

6月3日、フランス・リーグアンのレンヌは「パリ・サンジェルマンの元フランスU-21代表DFシルヴァン・アルマンは、レンヌへの加入に合意した」と発表した。ただし現在は仮契約の段階である。

シルヴァン・アルマンは1980年生まれの32歳。ナントの下部組織出身で、2004年からパリ・サンジェルマンに所属している古株。本職の左サイドバックのほか、ボランチやセンターバックとしてもプレーし、クラブに大きく貢献してきた。

しかし中東資本が注入され大型補強が行われる中、2年前から出番が大きく減少。契約は2014年まで残っていたものの、クラブも彼の退団については容認していると報じられていた。


ナント、昇格も補強禁止処分は解いてもらえず

6月3日、AFP通信は「今季リーグ・アンへの昇格を決めたナントに対し、スポーツ仲裁裁判所は補強禁止処分が継続していることを通告した」と報じた。

ナントは2012年1月、ギニア代表FWイスマエル・バングラをUAE1部のアル・ナスルから獲得。しかしこの際、両クラブの合意がなされないまま一方的に契約が解除されており、後にアル・ナスルが「不当な移籍である」としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えた。

FIFAはナントに対し、アル・ナスルに450万ユーロを支払うことを命じたものの、両者がこれに控訴しており、解決に至っていない。

判決が出るまでは取引が許されたナントであるが、今夏のマーケットでは新たな選手を補強することが不可能であることをCASが通告したという。

なお、ナントはこれに対して「これは夏に我々のできることが何もないことを意味する」と声明を発表しており、上訴を行う方針であることを明かしている。

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