6月9日、ア・ボラ紙は「ベンフィカは、フィテッセに所属するコートジボワール代表FWウィルフレド・ボニー、PSVに所属するスロヴェニア代表FWティム・マタウジュの獲得を狙っている」と報じた。

ベンフィカは現在エースFWといえる存在のオスカル・カルドーソにトルコ、スペインからオファーが舞い込んでおり、彼の退団が濃厚な状況となっている。その後釜として即戦力の獲得を狙っているという。

ウィルフレド・ボニーは1988年生まれの24歳。スパルタ・プラハから2011年にフィテッセに移籍し、今季は31ゴールを決めてエールディヴィジ得点王に輝いた。ラシナ・トラオレと並んで、ドログバの跡を継ぐ存在として期待されているストライカーである。

彼に対しては多くのビッグクラブが獲得に動いているといわれており、フィテッセは1200万ユーロ以下のオファーは受けず、希望額は1500万ユーロと高価。年俸も150万ユーロが必要ではないかと報じられている。

ティム・マタウジュは1989年生まれ、ボニーと同じく24歳。若くして国内リーグで活躍し、2007年にオランダに渡りフローニンヘンでブレイク。2011年にPSVと契約し、今季は公式戦38試合で20ゴールを決めている。188㎝という大柄な体格を持つ典型的なストライカー。

彼についてはベンフィカは昨季も接触しており、その際には700万ユーロでのオファーが断られているとのこと。しかし、交渉は今季も行われていることがヘンク・ファン・ヒンケル代理人によって明らかにされているという。

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