6月10日、スーパースポーツ・ドットコムは「カメルーンサッカー連盟の会長を務めているモハメド・イヤ氏が逮捕された」と報じた。
モハメド・イヤ氏は1950年生まれの62歳。2000年からカメルーンサッカー連盟の会長を務めている。カメルーンの繊維会社ソデコトンのCEOを務める人物で、89年にはコトンスポルトを創設し、国内有数の名門クラブに育て上げた経歴を持っている。
記事によると彼は、日曜日に行われたトーゴとのワールドカップ予選を視察に訪れた後、帰国した際に逮捕されたとのことだ。
詳しい逮捕の理由は明かされていないものの、経営しているソデコトンのCEOとして、20以上の「不正な資金管理」に関与したことが原因ではないかと報じられている。すでに彼に対しては5年間の公的資金管理の禁止、200万CFAフランの罰金が言い渡されており、フランスを3月に訪れた際にはパスポートを押収されたこともある。
なお、カメルーンサッカー連盟の会長選挙は先月25日に行われる予定であったが、「セキュリティ面の問題から」無期限の延期が決定されており、現在でも日時は未定のままである。