オーストラリアン紙は「代表監督を務めるホルガー・オジェック氏が、性差別的ジョークを発したことを謝罪した」と報じた。

オーストラリア代表は11日、ヨルダンとのホームゲームで4-0と快勝し、ワールドカップ出場の可能性を高くした。試合後、オジェック監督は記者会見の前にジャーナリストに対して「君は私の妻のように指図するな。女性は公共の場では静かにするべきだよ」と、ラテン語の格言を引用し、冗談めかして話した。この発言に対してメディアは反発。軽薄かつ無分別な発言であるとして批判。

オジェック監督はこれに対してすぐさま謝罪のコメントを発表。事態の沈静化を図った。

オーストラリアン

ホルガー・オジェック オーストラリア代表監督

「それはラテン語の引用だった。それを翻訳して発言したことを明らかにしておきたい。それは聖パウロがテモテに当てた手紙の一節なのだ。

その発言が明らかに波紋を巻き起こしているという情報を得ている。そのような意図はなかった。この発言によって気分を害したすべての方に、心からの謝罪を申し上げたい。

撮影されているかどうかは分かっていなかったが、間違いなくオフレコのつもりであった。単なる冗談であった。

いかなる女性に対しても何かを押しつけたつもりはない。完全に誤解されている。私にしつこく尋ねてきたジャーナリストに対しての冗談であった。何か重要な意図があったわけではない。私は外国人なので、オーストラリアの状況に慣れる必要がある。それは確かだ。

私は女性を尊重している。結婚しているし、妻にも満足している。もしこの騒動が妻に知られていたら、家に帰ったときにおそらくトラブルになるだろうな……」

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