カルチョメルカートは14日、「ACミランに所属しているガーナ代表MFケヴィン=プリンス・ボアテング、ディナモ・キエフに貸し出されているDFタイ・タイウォの両名に対し、ベンフィカが興味を寄せている」と報じた。

ケヴィン=プリンス・ボアテングは1987年生まれの26歳。2010年にACミランにレンタルで加入し、次年度に完全移籍。今季は公式戦37試合に出場し、3ゴールを獲得している。

チームの重要な選手とはなっているものの、イタリアで広く問題になっている人種差別的応援のターゲットになっていることもあり、不満を持っているとも報じられている。

彼の契約は2014年までの残り1シーズンであり、移籍には適切なタイミングでもある。これまでチェルシーやモナコなども興味を持っていると報じられてきた。

タイ・イスマイラ・タイウォは1985年生まれの28歳。2005年にマルセイユで欧州デビューを果たし、その際には元日本代表MF中田浩二選手と左サイドバックのポジションを争ったライバルであったことで知られている。圧倒的なパワーを持つ左足のキックが有名。

2011年にACミランに引き抜かれるも出番がなかなか与えられず、QPRやディナモ・キエフへのレンタル移籍を経験しており、イタリアでは未だ4試合だけの出場にとどまっている。

ベンフィカは左サイドバックを務めてきたロレンソ・メルガレホにトルコからのオファーがあると報じられているため、その穴埋めとして考慮されている可能性がある。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい