6月15日、レキップ紙は「フランス・リーグアンのリヨンは、ロリアンのフランスU-20代表MFマリオ・レミナの獲得に乗り出している」と報じた。

マリオ・レミナは1993年生まれの19歳。ガボン生まれだがロリアンユースで育ったMF。なかなかの体格を持ちながらボール扱いの技術に優れており、本職はボランチだがサイドやトップ下もこなすユーティリティープレイヤーである。

今年1月にプロデビューしたばかりの若手であるが、後半戦で10試合に出場しすぐさま準レギュラーの座を獲得。フランスU-20代表にも選ばれ、21日から行われるU-20ワールドカップに出場することが決まっている。

財政難に見舞われているリヨンは、フランス代表DFアントニ・レヴェイェールとの契約延長を断念する一方でユースから6名を昇格させるなど、経営の健全化を図っている最中。先日報じられたガエル・ダニックと併せ、安値で獲得できる選手に興味を示していることが分かる。


トロワの若手DFに数クラブが接触か

レキップ紙は「トロワに所属しているDFファブリス・エンサカラに対して数クラブが関心を示している」と報じた。それはリール、スタッド・ランス、トゥールーズであるという。

ファブリス・エンサカラは1990年生まれの22歳。トロワユースの出身で、これまでフランスの各年代の代表チームに選抜されてきたエリート。10/11シーズンにレギュラーに定着し、今季は22試合に出場した。

以前はボランチとしてプレーしていたものの、ここ最近は左サイドバックに定着。雑さが垣間見えるものの、高い身体能力を生かしたオーバーラップが魅力である。

リールは世界最高クラスの才能と言われているDFリュカ・ディーニュにステップアップの可能性が示唆されており、トゥールーズも同じ左サイドバックのシェイク・エンベングに移籍報道がある。スタッド・ランスはナントやスペインでプレーしたベテランSBフランク・シニョリーノを置き換える候補として彼を引き入れたいとのことだ。

なおトロワが求めている移籍金は120万ユーロであるという。エンサカラの契約は2014年までで、さらにトロワも今季降格しているため、移籍には適切なタイミングであるともいえる。

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