日本で既に数多く報じられているCSKAモスクワの日本代表FW、本田圭佑の移籍情報だが海外では以下のように伝わっている。
まず獲得を望んでいると噂されているのは、エヴァートンの新監督、ロベルト・マルティネスだ。
マルティネスは獲得を熱望し準備しているとの事。『Liverpool Echo』によれば、エヴァートンの新監督はコンフェデレーションズカップにおける27歳の本田の活躍に感銘を受けた模様。マルティネスはESPNのコメンテーターとしてスタジオに登場していた。
エヴァートンは500万ポンド程度で本田を獲得できると思っているようだが、CSKAが1月まで安価では売却しない、つまり本田の契約が切れるまでは売却しない事を決定した場合は獲得が難しくなるとしている。
マルティネスは日本人選手を高く評価する選手の1人。しかし、500万ポンドでのオファーではCSKAは首を横に振るという格好だ。元々CSKAが本田での一儲けを望んでいるのは明らか。ESPNのコメンテーターとして登場した際にどのような賛辞を送っていたかはわからないが、その辺りから生まれ出た話と考えても良さそうだ。
また、噂されるACミランからの関心については以下の通り。
CSKAモスクワのストライカー、本田圭佑がミラン移籍は望んでいるようだ。
日本代表は契約が切れるため、獲得を望むエヴァートンを中心にイングランドへの移籍が噂されている。しかし、『Sportitalia』によれば、本田はロッソネリへ移籍したい意思を明らかにしている。ミランの副会長であるアドリアーノ・ガッリアーニは本田側に興味がある事を申し入れるためにコンタクトと続けているとの事。
こちらは日本での報道を元に現地イタリアで報じられていると捉えて良さそうだ。ミランがトレクアルティスタを探している事にもリンクしていると見て問題ないだろう。しかし、話は全くゼロではなく、今後見守っても良い流れではないだろうか。
現在流れているのはエヴァートンとミランの情報が主である。現実的な移籍金が出てこない事を考えるとまだまだ移籍の噂は流れ始めたばかりの段階と見て良さそうである。
しかし、あるクラブが注目している情報が流れた途端に複数クラブへと拡散するのが夏の移籍マーケット。本田には今後も多くのクラブと噂になりながら、自らの望む目的地へとたどり着いてもらいたい。