1878年創設で、その14年後にスタジアムの賃上げ交渉のもつれから誕生したのがリヴァプールという、イングランドを代表する古豪クラブのエヴァートン。9度のリーグ優勝を誇り(直近は1987年)、近年はデイヴィッド・モイーズ監督に率いられ、たびたびプレミアリーグの上位に進出。2012-13シーズンも意外なスタートダッシュから、ライバルのリヴァプールを上回る6位に入った。
今オフ、モイーズ監督がアレックス・ファーガソン氏の後継としてマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任したため、エヴァートンは戦術家として名高いウィガンのロベルト・マルティネス監督を招聘。日本代表MF本田圭佑の移籍先としても名前が挙がっている。
2012年からNikeと契約しているエヴァートンは27日、2013-14シーズンに向けた新ユニフォームを発表。トフィーズ伝統の青をベースにしたホームモデルは、白い襟、さらに袖にも白の二本輪が入ったクラシカルなデザインを採用。左胸にはリニューアル直後から物議を醸し、おそらく今季限りの使用となる新エンブレムが入れられている。
『監督が代わっても、クラブのDNAは変わらない』といった意味を込め、広告にはDNAの二重螺旋構造を表現。
GKのホームは黒。袖が紫との切り替えしデザインとなっている。