ガルフニュース紙は「UAE1部のアル・シャバブは、アトレチコ・ミネイロに所属しているFWロナウジーニョ・ガウーショの獲得を考えている」と報じた。
ロナウジーニョ・ガウーショは、説明の必要はないだろうが言わずと知れた元ブラジル代表選手。かつてはバルセロナで世界最高の名を欲しいままにした男である。現在は母国のアトレチコ・ミネイロでプレーしているが、契約は今年の12月までとなっている。
今年のACLにも出場したアル・シャバブは、国内リーグのシーズン終了後にブラジル人MFのルイス・エンヒーキをエミレーツ・クラブに売却しており、外国人枠が空いている状況にある。
そこにはコリチーバに所属しているMFハフィーニャを獲得するという報道がこれまでされてきたものの、アル・シャバブの副会長を務めているブ・フマイド氏がロナウジーニョの獲得が最優先であると語ったという。
ガルフニュース
ブ・フマイド アル・シャバブ副会長
「ロナウジーニョは我々の方に打診を行ってきた。我々は獲得するための調査を行っている段階だ。まだ具体的には何も起きてはおらず、ロナウジーニョ側からのオファーには答えていない。監督と技術委員会との間に協議している段階だ。
(以前からロナウジーニョに興味があった?)
ロナウジーニョを望まない人などいないだろう。ビッグネームだし、それをUAEに連れてこられるならば、価値は大きい。しかしそれはまだ確定はしていないのだ。マルコス・パケタ監督はまだブラジルに滞在しているが、これについては頻繁に連絡を取っている。
公平に考えれば我々は彼を獲得できる状況にある。おそらく、50%はチャンスがあるだろう。他の選択肢を考える前に、まずは最初のロナウジーニョの話を実現できるかどうかに集中する」
ガルフニュース
アディル・アブドゥラ アル・シャバブ広報
「取り引きは全てのスポンサーや広告主に依存している。ロナウジーニョとの契約であれば、支援したくない企業がどこにありますか? 彼はドバイをよく知っており、ここでキャリアを終えたいと考えている。
ロナウジーニョはUAEに来ることに同意している。問題はお金だ」