3日、ポーランド1部のレヒア・グダニスクが元日本代表松井大輔の加入を発表した。
レヒア・グダニスクの公式ホームページでは松井の入団会見の様子が動画で伝えられており、クラブの公式(?)Facebookページは、松井の写真をカバー写真に設定。長年中堅順位に苦しむクラブの期待度を窺い知ることができる。
そんなレヒア・グダニスクのスタジアム、PGEアレーナがあまりにも立派だと各方面で話題である。
こちらが、レヒア・グダニスクのホームスタジアム、PGEアレーナである。元々は「バルティック・アレーナ」という名称だったが、2009年にポルスカ・グルバ・エネルゲティチュナ社(ポーランド最大の国有エネルギー会社。通称PGE社)が5年間で850万ユーロ(当時のレートで約11億円)の金額でネーミングライツを獲得。以降、『PGEアレーナ』と呼ばれている。
公式ページによるとスタジアムのキャパシティは約43,000人。UEFAのスタジアムカテゴリーでは最高水準である4つ星の評価を受けており、昨年のUEFA EURO2012でも4試合が行われた。
スタジアムの外周では、なぜかゴーカートも楽しむことができるらしい。
ヨーロッパでも最高峰のスタジアを持つレヒア・グダニスクだが、68年間のクラブの歴史の中で1部リーグでプレーをしたのはわずかに20シーズンしかない。過去5シーズンの成績を見ても11位→8位→8位→13位→8位と、決して秀でた成績を収めているわけではないのである。
また、『transfermarkt』によれば、レヒア・グダニスクの昨シーズンのホーム平均入場者数は13,206人とのこと。かつては「ファンタジスタ」とも呼ばれ華麗なテクニックを披露し続けた松井大輔は、この立派すぎるスタジアムに観客の足を運ばせることができるのだろうか。
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