2012-13シーズンのセリエAにおいて、ここ20年でワーストの9位に終わったインテル。今夏、ナポリで実績を残したワルテル・マッツァーリ監督を迎え、新たな一歩を踏み出すイタリアの名門が8日、2013-14シーズンに向けた新ユニフォームを発表した。
公式画像の中央には長友佑都。インテルの主力の一人となった日本代表サイドバックは新チームでも期待がかかる。
ネッラズーロ(黒と青)の愛称で親しまれるインテルのホーム。2013-14モデルは従来より暗めの青を選択し、ダークな色合いでシャープさとエレガンスを強調。ストライプの線の幅は、ちょうど50年前の「グランデ・インテル」時代、“魔術師”エレニオ・エレーラ監督に率いられ初のチャンピオンズカップ制覇を成し遂げた、1963-64シーズンのユニフォームを元にしている。
内側にプリントされた白に赤の十字はイングランド国旗、ではなくミラノ市の旗。
アウェイもホームと同様、近年のNikeらしい襟を採用したクラシカルなデザインで、白をベースに首まわりと袖口にクラブカラーを配置。2011年からF1の公式タイヤサプライヤーを単独で務め、インテルとの関係は今季で19年目となるピレリ(Pirelli)のロゴは久々の青となった。