『O Tempo』によれば、アーセナルはアトレティコ・ミネイロの若き司令塔、ベルナルとの契約に近づいているという。

ブラジルの情報によれば、アーセナルはボルシア・ドルトムント、トッテナム、シャフタール、そしてポルトなどとのベルナル獲得競争をリードしており、2500万ユーロの移籍金で20歳のMFを射止めるのではないかとの事。

小柄な司令塔は中盤の左サイドでプレーし、ブラジル代表の優勝で終わったコンフェデレーションズカップのメンバーの1人であり、南アメリカで最もホットな才能の1人として評価されている。アーセナルへは11日以内に移籍が決まると言われており、実現すればアルセーヌ・ヴェンゲルにとって新シーズン最初の大きな契約となる。

ベルナルはアトレティコ・ミネイロで97試合に出場。21ゴールを決めている。シャペウで有名な選手でブラジル人らしい軽快なフェイントの数々を見せるドリブラー。メッシにもたとえられる俊敏さもあるが、小柄で体重も軽いが体の使い方は見所がありキープ力もある、あとはどう体を鍛えていくかが課題になりそうだ。ブラジルU-23代表歴を持つがロンドン五輪メンバーには選出されなかった。2012年9月のアルゼンチン戦でブラジル代表初招集。

ヴェンゲルは今季実績の選手の獲得を狙っており、ゴンサロ・イグアインやマルアヌ・フェライニがそのターゲットと言われているが、若い才能を獲得することも並行して進めており、これはガナーズの指揮官の移籍ポリシーに沿った形と言えるだろう。

アーセナルは既にアンドレイ・アルシャーヴィン、セバスティアン・スキラチ、デニウソン。ヴィト・マンノーネが退団。さらにニクラス・ベントナー、マルアーヌ・シャマフ、ジェルヴィーニョも放出の噂が絶えない。グーナー達にとって待望の新戦力の加入はもうすぐかもしれない。

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