7月13日、フランス2部・リーグドゥのRCランスに所属していた元フランスU-20代表DFアレクサンドル・コエフは、自身のツイッターで「イタリア・セリエAのウディネーゼと5年契約を結んだ」と発表した。

アレクサンドル・コエフは1992年生まれの21歳。ランスの下部組織で育成され、2011年にトップチームに昇格。

デビュー当時はトップ下やサイドハーフとして出場機会を与えられたものの、徐々にポジションを後ろに下げていった。11/12シーズンは主に右サイドバックとして、12/13シーズンはセンターバックとして守備の要に成長。昨年11月の記事「リーグ・ドゥ、昇格争いの行方は? 番外編」でも注目株として紹介した。

たった2年前に攻撃的な選手であったことから想像できるとおり、絶対的な強みはないものの様々な能力を備えるオールラウンダーであり、ボール扱いの技術やドリブル、パス回しにも優れている。先日行われたトゥーロン国際大会のアメリカ戦では華麗なスコーピオンキックで先制点を決め、話題を集めた。

今夏は所属しているランスが経営危機に陥っていたこともあり、彼は多くのクラブから注目を集めていたという。

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