7月24日、アフラム紙は「エジプト1部のザマレクを指揮しているハルミ・トゥラン監督は、アル・ジャジーラの報道姿勢を批判し取材を拒否した」と報じた。
ザマレクは昨日アル・アハリとのCAFチャンピオンズリーグ・グループリーグを戦い、1-1で引き分けた。
試合後、ザマレクを率いたハルミ・トゥラン氏は独占中継している放送局アル・ジャジーラの取材を拒絶。CAFの職員が仲裁に入って衝突は収まり、その後FWムハンマド・イブラヒムへの短い取材のみが許されることになったという。
この拒否の原因になったのは、先日発生したエジプトでの事実上の軍事クーデターに対する、アル・ジャジーラの報道姿勢であったとのこと。
カタールに本拠地を置く中東最大の放送局であるアル・ジャジーラは、親ムルシ(ムハンマド・ムルシ前大統領)派のデモやムスリム同胞団(前大統領を輩出した派閥)寄りの報道を続け、逆に反ムルシ派のデモについては報道を控えていたのではないか、とエジプト国民から批判を受けていた。