身長にまつわる体験というのはおそらく誰しも覚えがあることだろう。
サッカーは球技の中でも小柄な選手が活躍する競技として知られているが、選手たちにとって身長が気になるときもあるようで、フランス代表のフランク・リベリは19日に行われた元オランダ代表MFマルク・ファン・ボメルの引退試合でこんな対応を見せた。
通路で入場を待つ「チーム・ボメル」の選手たち。
すると、リベリがバイエルンの同僚、バートシュトゥーバーと何やらゴニョゴニョ。どうやらリベリ、一緒に入場するオランダ人のエスコートキッズが思いのほか大きかったため(リベリは公称170cm)、190cmのバートシュトゥーバーと交渉。結果、小柄な子どもとのチェンジに成功したのだった。
なお、リベリ、ロッベン、イブラヒモヴィッチの3トップなど豪華メンバーが集った「チーム・ボメル」とPSVの対戦は、4-3でPSVの勝利に終わっている。
【試合のハイライト】
PSVの新監督、フィリップ・コクーは「チーム・ボメル」の一員として出場し、股を抜いた選手を引っ掛けようとする場面も。そして最後は主役のファン・ボメルがチームの3点目をたたき出し、88分、その偉大な選手の交代とともに試合は終了となった。