「進撃の△」、「ウィガンFAカップ本」、「ザックリボン軍」登場!

普段はQolyでコラムを執筆させていただいている結城康平です。コラムをいつも読んでいただいている方には最大限の感謝を。さて、今回は僕が仲良くさせていただいているインテルファンのブロガーさんで、サークル「きつねの処」で活動している白面さんの新作の紹介をさせていただきたいと思います。これらの作品はコミックマーケットの2日目、8月11日(日曜日)の【西やー37a】でお買い上げ出来る形になっております。

また、イタリアサッカーファンの集いとして同日の8月11日に開催される「かるちょフェスタ」にも出品されることに決まっております。この「かるちょフェスタ」というイベントも非常に面白く、今からでも参加できるようなので興味がある方には是非こちらもオススメです。出席フォームの方もこちらに貼っておくので、是非ともチェックしてみてください。

https://docs.google.com/forms/d/1_zdzYZQ0kZn_M0_envINQb4N1ekVYSo24TKCNO-bGZQ/viewform

各作品が非常に読み応えのあるお勧めとなっております。では、今回のサークル「きつねの処」渾身の作品たちを1つ1つ紹介していきましょう。

 

まずはいきなりコース料理でいえばメインディッシュとなるこの作品、日本代表で絶対的な主力として君臨している攻撃的MF、本田圭佑選手をテーマとして作られた「進撃の△」です。現在大人気の「進撃の○人」が本田圭佑選手とまさかのコラボ。僕は原作の方は未読なのですが、別に中身の文章が「進撃の巨○」と密接に関連がある訳ではないのでご安心ください。何が面白いってもう絵師をされている岩氏さんの絵が素晴らしいです。もうこのインパクトはとんでもないですよね。作品の中で読める数ページの「本田△&巨人」の漫画を読むだけでも買う価値はある作品であるような気がします。

また、本体となっている文章では「本田圭佑」という選手の性格と、何故ロシアのCSKAモスクワを選んだのかという理由の考察からスタート。そこから今話題となっている「本田圭佑の移籍先」について予測しています。ただ移籍先の噂になるチームについて分析するだけでなく、本田選手の特徴を事細かに分析することによって、各チームで彼が活躍する可能性について論じています。本田は代表に必要かどうかで激論を戦わせることが可能なコア層だけでなく、本田圭佑についてもっと知ってみたいと考えているライト層にも平等に楽しんでいただける出来栄えになっているかと。価格は400円となっております。

 

さて、副菜的な2冊目に移っていくことにしましょう。誰もが知っている不朽の名作「ドラゴンボ○ル」、それも懐かしの「レッドリ○ン軍×ザッケローニ」という、割とマニアックな組み合わせの一冊です。こちらは漫画は入っていないコラム一本ですが、挿絵も多めです。個人的にはこれがお気に入りで、著者白面さんが、ザッケローニの在籍したミラン・インテル・ユベントスという3チームのファンからインタビューをして特徴を分析していくことによって、人間性という観点から日本代表指揮官アルベルト・ザッケローニに迫っていく作品になっていきます。とりあえず「ザッケローニ批判」をしておけば通ぶれるかのような風潮がある昨今、このように丁寧に「性格」や「その性格が出来上がった理由」という部分に迫っていく作品は少ないのではないでしょうか。これを読めば、ザッケローニという監督に対する「愛」と「理解」が深まっていくと思います。インタビュー形式で様々なクラブファンからの意見を総合するという斬新な試みは、非常に興味深いと僕は感じています。価格は200円。非常にお手頃ですが、内容はギュッと詰まっています。

 

そして最後がこちら。えー、今さらになりますが僕、結城康平も今回「きつねの処」へ原稿を委託する形で、本を出させていただくことになりました。2012-2013シーズンのFAカップ制覇記念ということで、恐らく世界一濃いウィガン・アスレティック本になっております。しかし、今回は全力で「ウィガンを知らない人」(多分世の中の大半)にも楽しんでもらえるような小説調で仕上げております。まるで漫画ジャイアント○リングを読むように、「事実は小説より奇なり」という諺のような脚本の無いドラマを楽しんでいただきたいと思います。割と渾身の作品なので、手にとっても損はしないかなと信じております。価格は400円ながら、読み応えは抜群。一読すれば、「海外の弱小クラブを応援すること」がどういうことか、肌で感じていただけると思います。また、2人の絵師さんのそれぞれ良さが違う絵も、作品に素晴らしい色を加えてくれています。絵の中で動き出す、素敵なウィガンの選手たちも必見です。

更に、こんなステッカーもご用意。非常にカッコいいこのステッカー、僕もノートパソコンにでも貼ろうかなあと思っております。値段は200円になる予定です。自分の持ち物に貼っておけば、「お、なにそれ?」というところから話が弾むようなこともあるのではないでしょうか。この他にもサッカーファンにはたまらないステッカーを多数取りそろえる予定で、当日にサプライズとなる作品も白面さんによって用意されているようです。その作品のテーマは、「インテルの指揮官を務めていた若き青年監督アンドレア・ストラマッチョーニ」であることは決定しており、内容に関しては謎。当日、会場限定となっている品ということなので筆者もどうにかしてこれは入手したいと考えております。

 

「濃い」サッカー本が無いとお嘆きのサッカーファンの皆様にも、今後サッカーを知って行きたいファンの皆様にも、是非読んでほしい作品が揃いました。特にこのサッカーサイト、Qolyでコラムや様々な海外サッカー記事を楽しんでいただけるような方々であれば、「絶対に損はしない」作品たちになっております。なので、コミックマーケットに足を運ぶ予定がある方は是非2日目の日曜日【西やー37a】に寄って行ってみてください。もしくは、かるちょフェスタに参加して、この本だけでなく様々な企画を楽しんでみるのも素敵かなと。また、これらの作品をきっかけとして、コミックマーケットやかるちょフェスタに足を運んでくださる方がいれば、サークル一同にとってこれ以上の幸せはありません。サークル一同、皆様のご来店をお待ちしております。

 


 

筆者名:結城 康平

プロフィール:「フットボールの試合を色んな角度から切り取って、様々な形にして組み合わせながら1つの作品にしていくことを目指す。形にこだわらず、わかりやすく、最後まで読んでもらえるような、見てない試合を是非再放送で見たいって思っていただけるような文章が書けるように日々研鑽中」
ツイッター: @yuukikouhei

最後まで読んでいただきありがとうございます。感想などはこちらまで(@yuukikouhei)お寄せください。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい