トッテナム・ホットスパーは7日、新規顧客開拓を狙った子供向けオンラインゲーム『トッテナム・ターフィーズ(Tottenham Turfies)』のサービスを開始すると発表した。
こちらは7-10歳向けのオンラインゲームで、世界中にサポーターを抱えるトッテナムが若手顧客創出の一環として取り組んだ事業であるという。では、実際にその写真を見てみよう。
『トッテナム・ターフィーズ』ではアバターとなるクリーチャーを選択し、付与されたコインを用いて様々なゲームをこなし、そのポイントに応じてトッテナムのトレーディングカードなどがゲットできる、というもの。ゲームは数多く用意されており、ゲーム内で他のユーザーと対戦するこソーシャル機能も搭載しているとのこと。
こちらがゲームの画面。ゲーム自体はきわめて敷居の低いものとなっており、コアサポーターというよりはまだサッカーへの関与度の低い、小学校低学年向けのゲームであるといえるだろう。
クラブのレジェンド、レドリー・キングも発表会に出席。
トッテナムのダニエル・リーヴィー会長は今回のローンチに際し、「我々は、トッテナムというクラブを若者たちにとってより身近なものにし、クラブの未来を支えてくれる世界中の次世代ファンとの距離を埋めたいと考えてきた。今回のゲームには莫大な投資をした意味があるし、オンラインゲームというこの魅力的でワクワクさせるようなコンセプトこそ、若いファンを引き込むための最適な手段だと信じている」とコメント。クラブ運営的にも、クラブの将来を考えた投資だったことが分かる。
なお、プロサッカークラブが独自コンテンツとしてPCゲームを展開するのは史上初とのこと。トッテナムほどのクラブでも、将来の顧客創出を真剣に検討しているということは、Jリーグのクラブも参考にする点は多いだろう。
『トッテナム・ターフィーズ(Tottenham Turfies)』のご利用はこちらから。