この夏はスペイン・バルセロナにネイマールが加わり、メッシ・ネイマール2大スターの共演が話題を独占しているが、彼ら以上の知名度を持つ3人が集結したクラブがあった。

12日、ブラジル2部アトレチコ・ゴイアニエンセは同1部バイーアからFWアドリアーノ・マイケル・ジャクソン(Carlos Adriano de Sousa Cruz "Adriano Michael Jackson")の獲得を発表した。

ブラジル人は名前が皆どれも似ており、区別する意味もあってただ「○○のファンだから」「顔が似ているから」などの理由で登録名に採用することも少なくない。このアドリアーノ・マイケル・ジャクソンはゴール後に本家“MJ”のダンスで祝うことからそう名付けられたそうであるが、実はこのゴイアニエンセには既にDFにジョン・レノン(John Lennon Silva Santos)、MFにマハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi Heber Pio Mattos Pires)と“ビッグネーム”が2人おり(ただ彼らは本名である)、そこに新たにマイケル・ジャクソンという(名前だけ)スーパースターが加わることになったというわけである。

※なお、マイケル・ジャクソンは魅せるファンタジスタ・・・ではなくFW、ジョン・レノンは特に感性・創造性が豊かではないスピードのある左右両サイドバック、ガンジーは特に非暴力を掲げるわけでも攻撃的でもないボランチ/左サイドバックである。また、マハトマ・ガンジーの現地での発音は「マハチマ」である。

アメリカ最高のエンターティナー“MJ”ことマイケル・ジャクソン、英国出身の世界的なロックバンド「ビートルズ」の中心メンバーで日本人オノ・ヨーコの夫ジョン・レノン、「インド独立の父」マハトマ・ガンジー・・・。珍名量産国のブラジルといえどこれほどのビッグネームが一堂に集結することはそうそうないことだろう。そう、世界でその名を知らぬ者はいないほど歴史に残る人物であり、メッシ、ネイマール以上の知名度を持つ3人が集結したゴイアニエンセは「バルサ以上の存在」といっても過言ではないかもしれない。

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