8月24日、トゥットメルカートは「ベンフィカに所属しているパラグアイ代表FWオスカル・カルドーソは、ロシア一部のゼニト・サンクトペテルブルクに移籍することに合意した」と報じた。
記事によれば、移籍金は850万ユーロに最大450万ユーロのボーナスが加わる形となり、年俸は250万ユーロ、期間は4年という条件であるという。
ベンフィカの会長を務めているルイス・フィリペ・ヴィエイラ氏は、オスカル・カルドーソの売却に関しては1300万ユーロの価格を設定していた。ゼニトのオファーは条件付きではあるがその額を満たしており、受け入れる用意が出来ているという。
オスカル・カルドーソは1983年生まれの30歳。ベンフィカでは2007年から6シーズンで公式戦260試合に出場、161ゴールを決め、エースストライカーとして活躍してきた。今夏は移籍の可能性が高いと当初から報じられており、アトレティコ・マドリーなど多くのクラブからオファーを受けていたという。
その中で最も交渉が進んだのはトルコ1部のフェネルバフチェであったとのことだが、金銭面での折り合いが付かなかったために破談となっていた。