イングランドのプレミアリーグ第2節、シーズン序盤にジャイアントキリングが生まれた。
今シーズンからプレミアに昇格し、実に52年ぶりにトップリーグに挑戦するカーディフ・シティが強豪マンチェスター・シティを3-2で下したのだ。
試合はジェコの見事なミドルシュートでシティが先制するも、その後フレイザー・キャンベルの2ゴールを含む3得点でカーディフが大金星を奪い、多くのサッカーファンがこのアプセットにプレミアの到来を再確認したことだろう。
そんな劇的だった試合で、悪童として有名なカーディフのベラミーが何やら怪しげな行動に出たと現地のテレビ局が特集している。
マッカイ監督と判定について協議するレフェリーの頭上に、なんと給水用の水をドバッ!
これがレフェリーを挑発する行為として退場…と思いきや、どうやらレフェリーのリー・プロバートとは親交があり、ベラミーもスキンシップ的な意味合いでこの行為を行ったよう。この後両者は談笑し、何ごともなかったかのようにプレーは再開。
いたずら好きのベラミーの人となりがよく表れたシーンであった。
ちなみにこの試合、昨シーズンまでセレッソ大阪に所属し、韓国代表の一員としてロンドンオリンピックで銅メダルを獲得したキム・ボギョンも先発。
キム・ボギョンは相変わらずキレのあるドリブル突破から同点弾を演出し、ヤヤ・トゥーレとのマッチアップにも完勝するシーンも。そのプレーを起点とするコーナーキックから2点目も生まれるなど、日本のサッカーファンにとっても何かと誇らしい活躍ぶりを見せた。
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