ベルギー代表MF、マルアヌ・フェライニは1999年のトレブルの頃からマンチェスター・ユナイテッドのファンだったようだ。14年の赤い悪魔歴を明かしたフェライニは移籍マーケット閉鎖直前にユナイテッドへの移籍を果たしている。
ベルギー代表に合流しているフェライニは『Daily Mail』に対して以下のように語っている。
「家に座りながらその年のファイナルを見ていた事は絶対忘れないよ。そしてユナイテッドが僕のチームだ、って決めたのさ」
「それは彼らが欧州王者になったって事実からだけじゃない。彼らがそうなったのは当然だよ」
「僕は魅了されたし、それ以来ずっと夢見てきたんだ。いつの日かユニフォームをまとい、ユナイテッドの選手として呼ばれるかもしれないってね。だからずっとユナイテッドファンと思ってきたし、電話が来た時、2度考える事なんてなかったよ。実際、自分の心をよぎったのは、すぐにそれを手に入れるべきだって事だけさ」
「時計は進んでいたし、書面が自分の前にきて、迷わずサインしたよ。あんなに速攻で自分の名前をサインした事は人生で一度もないね。この機会を掴む自分を止めるものは何もなかったよ。(エヴァートンとの契約で)自分のお金を犠牲にしたのは本当だよ。だが、そういう問題じゃなかった。重要だったのは取引を成立させ自分の夢を現実にすることだったのさ」
契約の瞬間まで振り返って語ったフェライニ。ひとまずは自らの夢を叶えた格好だが、これからは活躍する事を新たな目標、夢としているのは間違いないだろう。