昨年、隣国ウクライナとともにEUROを開催したポーランド。しかし、無念のグループステージ敗退に終わり、2大会ぶりのW杯出場をかけた戦いでも、イングランド、モンテネグロ、ウクライナなどが同居するグループで苦戦。6日に行われたホームでのモンテネグロ戦も1-1の引き分けで終わり、上位との差を詰めることはできなかった。
ポーランドにとって痛恨の引き分けとなったこの試合、終了直後にこんな場面が見られた。
実は後半アディショナルタイム、まさに試合終了間際のところで、ドルトムントに所属するキャプテンのブワシチコフスキがこぼれ球を蹴りこみゴール!
劇的な決勝弾かと思われたのだが、判定は残念ながらオフサイド。納得のいかない選手たちが終了直後にモニターの前に集まり、試合のハイライトをチェック。問題となった場面を確認したのだった。
意外とお目にかかれないこのシーンは、ポーランドサッカー協会が公開した映像。結局、判定は正しいものであったため、ブワシチコフスキを筆頭に納得した表情でドレッシングルームへ引き上げていった選手たち。ポーランドの予選は残り3試合。10日にサンマリノ、来月にはウクライナ、そしてグループ首位のイングランドと、いずれもアウェイで対戦する。
【試合のハイライト】