9月9日、フランス・リーグアンのニースは公式ウェブサイトで「パリ・サンジェルマンに所属している元フランス代表MFマテュ・ボドメルの獲得交渉が原則的合意に達した」と発表した。レキップ紙の報道によれば、契約期間は二年という条件で決着したとのこと。

ただし、まだ正式に契約に至ったわけではなく、メディカルチェックも終了していないため、確定までにはいくつかの手続きを経る必要がある。

ボドメルは契約を2014年夏まで残しているが、パリ・サンジェルマン側は彼の放出に際して違約金は求めず、無償での放出を許可したとのことだ。

すでに移籍マーケットの期間は閉じているものの、契約が解除されればフリーの状態となるため、他のクラブに移籍することが可能となる。

マテュ・ボドメルは1982年生まれの30歳。2003年から所属したリールでブレイクを果たし、その後リヨン、パリ・サンジェルマンとビッグチームでプレー。190cm近い体躯を持ちながらテクニックを兼ね備えるボランチ。

現在ニースを率いているクロード・ピュエル監督とはリール、リヨンでともに戦った師弟関係であるが、以前ボドメルは「関係は悪かった」とメディアに話したこともあり、リヨン時代にはセンターバックで起用されたことに対して不満を述べたこともある。

さらに今ニースが不足しているポジションはセンターバックであり、今回もおそらく最終ラインでの起用が濃厚ではないかと思われる。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい