9月9日、フォーフォーツー・オーストラリアは元オーストラリアU-23GKタンド・ヴェラフィのインタビューを掲載した。
タンド・ユウジ・ヴェラフィは1987年生まれの26歳。オーストラリア生まれであるが、父親がジンバブエ人、母親が日本人であることで有名である。
2007年から所属したパース・グローリーで頭角を現し、09/10や10/11シーズンにはレギュラーとしてAリーグを戦った。しかしその後メルボルン・ヴィクトリーにステップアップした後は出場機会がなく、2年で6試合しかプレーすることが許されなかった。
彼は今季同じ街のライバルクラブであるメルボルン・ハートへと一年契約で移籍。大ベテランGKクリント・ボルトンが退団したため、ヴェラフィがポジションを獲得できる可能性は低くない。勝負の年となる13/14シーズン開幕を前に、今季の復活を誓った。
フォーフォーツー
タンド・ヴェラフィ
「私はチームにできる限り貢献したい。まあ、それは全ての選手の目標ではあるだろうね。ただベンチに座るためにサインしたわけじゃない。
できる限り多くの試合に出たいし、もしそうならなくてもチームを少しでも引き上げたい。僕はおそらくチームの平均年齢よりも少し上だと思う。少しだけでも若手の助けになることが出来るだろう。
(これまでは)浮き沈みが激しかった。私はここ2年間、それほど多くの試合に出場することが出来なかった。しかし毎週のトレーニングで日々改善させているし、学んだことを本番で表現したいと思っている。
上手く行けばもっと多くの試合に出場できるだろう。ただ、それは始まってみないと分からないけどね。プレーすることをエンジョイしているし、新しいチームメイトとピッチに出ることも楽しみだ。
全てのコーチングスタッフとの関係もとても良い。ジョン・アロイージ監督は新進気鋭のコーチの一人であり、違う哲学をもたらしてくれた。とてもダイナミックだし、テンポも速い。スタッフはプロフェッショナルばかりだし、とても世話を焼いてくれる。細かいところにも気がつく方ばかりだ。
メルボルン・ハートでの生活に満足しているし、少年のころに戻ったかのように毎日のトレーニングを楽しんでいるよ」