アーセナルとチェルシーが1月の移籍市場でフライブルクのセンターバック、マティアス・ギンターの獲得を目指していると報じられている。
19歳のDFはブンデスリーガで高く評価されており、アーセナルへの移籍は以前にも騒がれている。しかし夏の移籍マーケットでは移籍は実現に至っていない。アーセナルは現在もこのセンターバックに注目しており、アルセーヌ・ヴェンゲル監督は高いクオリティを持つギンターの獲得をファーストチョイスとして考えているようだ。
アーセナルは昨季の終盤からトーマス・ヴェルマーレンがフォームを崩し、以降はローラン・コシェルニとペア・メルテザッカーがコンビを組んでいる。メルテザッカーの存在はギンターを獲得する上で有効だとヴェンゲルは考えている模様。
ギンターの移籍金は1000万ポンドと見られているが、獲得を狙っているのはアーセナルだけではない。チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督も興味を持っているようであり、モウリーニョも夏の移籍市場でディフェンスの強化を目論んでいた。モウリーニョのターゲットはポルトのエリャキン・マンガラとレアル・マドリーのラファエル・ヴァラヌだといわれてきたが、ここにドイツの将来を背負うギンターの名前が加わったと考えて良いだろう。