昨シーズン、イケル・カシージャスの負傷離脱により急遽セビージャからレアル・マドリーへと復帰を果たした巨漢GKのディエゴ・ロペス。
今シーズンはカルロ・アンチェロッティ監督からの信頼もしっかり掴み、開幕4試合でフル出場。ライバルでありチームのキャプテンであるカシージャスからポジションを奪い、今後も激しいスタメン争いが繰り広げられることが予想される。
そんなディエゴ・ロペスが前節のビジャレアル戦において、カシージャスも真っ青なスーパーセーブを2連発で披露したと話題に。ビジャレアルは彼の古巣ということもあり、燃え上がるものもあったのかもしれない。
意外に思われる方も多いかもしれないが、ディエゴ・ロペスはカシージャスと同じ1981年生まれで今年32歳を迎える。貫禄のある風貌から大ベテランと思われがちだが、カシージャスという守護神の前になかなかマドリーでは活躍する機会のなかった遅咲きのGKである。
ディエゴ・ロペスは196cmということもあり、カシージャスのように機敏なセービングはなかなか見せない。しかし安定感には定評があり、向かってくるボールには確実に反応する。ビジャレアル時代にはUCLのベスト8にも進出した実績を持つ。