デンマーク代表のヤングスター、クリスティアン・エリクセンは夏の移籍マーケットで多くの噂が報じられた若手の1人だ。移籍先として多数の候補が浮上し、連日のごとくメディアに名前の登場したエリクセンは8月30日に5年契約、1100万ポンドの移籍金でトッテナムへと移籍している。

『Daily Star』によれば、今回エリクセンに移籍を決意させたのはトッテナム首脳陣の熱意だったようだ。同紙によれば会長のダニエル・レヴィとテクニカルディレクターのフランコ・バルディーニが個人的に接触して口説き落としたという。

当初エリクセンの移籍先として最も注目を集めていたのはリヴァプールだった。21歳の司令塔について獲得間近と幾度と無く報じられた。また、ドイツからはボルシア・ドルトムントが興味を持っていると報じられており、イタリアからはミランが興味があると伝えられていた。ドルトムントは早々にアルメニア代表MFであるヘンリフ・ムヒタリャンの獲得を獲得した事で早々にエリクセン獲得レースからは撤退したとも言われてきたが、リヴァプールとミランについては直前まで大きく報じられてきた。

最終的にデンマーク代表MFはノース・ロンドンへとやってきた。アンドレ・ヴィラス=ボアス監督の元での新しい挑戦について以下のように語っている。

「監督とはチョットだけ話したけど、会長やディレクターのバルディーニとはたくさん話したよ」

「彼らは本当にピッタリの会話をしてくれたよ」

「最初に会ったのは僕の代理人と一緒だった。その後、代理人と話をしたんだけど、『続けよう。彼らが言っている言葉を聞きたい』ってね」

「何日かして代理人が(ロンドンを)見学して回り、全てを見て、そして彼らと話をした。そのまた後日、彼らは皆アムステルダムへやってきて、アヤックスと交渉したんだ」

「次の日、メディカルチェックのためにここに来たよとっても早かったね。たったの4日間さ」

「彼らが喉から手が出るほど欲しがってくれたことや、すぐに実現したがった事は本当に感銘を受けたよ」

エリクセンは先週の土曜日のノリッジ戦でプレミアリーグデビューを果たしており、先発で71分までプレーして2-0の勝利に大きく貢献した。

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