ガゼッタ・デッロ・スポルト紙は「インドネシアの実業家エリック・トヒル氏が、イタリア・セリエAのインテルを買収する体制を整えた」と報じた。

エリック・トヒル氏は1970年生まれの43歳。多くのメディア企業を所有している実業家であり、インドネシア屈指の富豪である。

2011年にはフィラデルフィア・76ers(セブンティシクサーズ)のオーナーの一人となり、NBAでアジア人として初めてチームを所有することになった。また昨年にはMLSのDCユナイテッドを買収しており、すでにサッカークラブ経営の経験もある。

トヒル氏がインテルの買収に乗り出したのは今年春。5月、6月に現インテル会長のマッシモ・モラッティ氏との会談を行い買収を打診したものの、その際には合意に至ることが出来ていなかった。

しかし記事によれば、木曜日にこの両名が再びパリで会談を行い、70%の株を購入するという契約に調印できるまでの『重要な進展』があったとのことだ。

【Qolyインタビュー】鹿島でキャリアを終える選択も、故郷帰還を決断。モンテディオ山形MF土居聖真が決断した移籍の経緯と新たな挑戦