9月21日、ガルフニュース紙は「元イタリア代表GKのワルテル・ゼンガ氏が、カタールでのワールドカップは冬に開催すべきだと訴えた」と報じた。
ワルテル・ゼンガは2010年にサウジアラビアのアル・ナスル、2011年から先日までUAEのアル・ナスルを率いていた経験を持ち、かつての教え子である日本代表FW森本貴幸選手を呼び寄せたことでも知られている。
中東地域での経験が豊富なゼンガは、試合以外の部分で問題が多く、夏での開催は現実的でないと話した。
ガルフニュース
ワルテル・ゼンガ
「12月か1月に開催時期をずらすことが良い決断となるのではないか。中東地域で6月、あるいは7月にワールドカップを開催することは不可能だ。ワールドカップは試合だけではないことを忘れてはならないよ。
ファンもたくさんやってくるんだ。彼らは日中何をして過ごすんだい? 中東の夏の暑さの中、どのように外出することが出来るというのかね。
チームの問題もそうだ。選手たちだって、いつも屋内に滞在していられると思っているのか? それじゃ、どこで練習を行えばいいんだい。
多くの疑問を全て解決できるベストの選択は、12月か1月にワールドカップの開催時期を動かすことさ」
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