9月20日、ワールドカップ・アフリカ予選で出場不適格選手の起用による処分が相次いだことに対し、大会ディレクターを務めたムスタファ・ファフミ氏が組織改善の必要性を話した。

ムスタファ・ファフミ氏は28年間もの間アフリカサッカー連盟の事務総長を勤め上げた後、FIFAに活躍の場を移し、今回のアフリカ予選の大会ディレクターを務めていた。

ファフミ氏はかつての職場であったCAFのインタビューに答え、出場不適格選手の起用はアフリカだけで起こっている問題であり、その原因について調査を進めたいと話した。

CAF

ムスタファ・ファフミ アフリカ予選ディレクター

「ルールに従わないアフリカのチームは多すぎる。それは見るからに明らかなことだ。

これはアフリカだけで起こっている問題だ。ヨーロッパ、南米、アジアのような他の大陸では、懲戒処分が課されなければいけないような同様の問題は発生していないのだから。

FIFAは今回何が起こったのかを調べ、将来的にこのような問題の発生を回避するために、何らかの方策を打ち出さなければいけない。加盟団体との協力の上、可能な解決策を考える。我々は、常に競技に関わる全ての組織を改善する何かを提供しようと考えている」

今回のアフリカ2次予選では参加した40カ国のうち、実に8カ国が出場資格のない選手を起用して罰則を受けるという前代未聞の事態となった。

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