9月28日、レキップ紙は「レンヌに所属しているブルキナファソ代表FWジョナタン・ピトロイパは、カタール1部のアル・ガラファへ移籍するための交渉を進めている」と報じた。欧州の移籍期間は9月2日に終わっているが、中東は開幕が遅いためまだ選手登録が可能である。
ベナンウェンデ・ヤン・ジョナタン・ピトロイパは1986年生まれの27歳。若くしてドイツに渡って頭角を現し、フライブルクとハンブルガーSVで活躍。その後2011年にレンヌへと移籍し、フランスリーグでも2シーズン強で75試合に出場、14ゴールをあげている。
ブルキナファソ代表としても攻撃の中心として存在感を発揮しており、2013年1月に行われたアフリカネイションズカップでは準優勝に貢献。大会最優秀選手に選ばれている。
カタール1部のアル・ガラファは、かつて2007年から3連続優勝を飾った強豪として知られ、ジュニーニョ・ペルナンブカーノやジブリル・シセが所属していたことでも知られている。現在もPSGから獲得したネネー、リヨンから獲得したリサンドロ・ロペス、オーストラリア代表MFマーク・ブレシアーノなどが在籍している。
しかし、このところはレフウィヤやアル・ジャイシュなどの新興勢力に押されており、昨季はネネーの暴行事件の影響も受けて6位と低迷、ACLへの出場権も獲得できないという結果に終わっていた。
復活を賭けて今季はジーコ監督を招聘して望んでいるが、開幕2試合をともに引き分けで終えており、下位に沈んでいる。