9月30日、スポーツソウル紙は「元韓国代表DFイム・ユファンに対し、所属している全北現代が任意引退選手の公示を要求している」と報じた。

イム・ユファンは1983年生まれの29歳。かつて京都パープルサンガ(当時)でプレーしたことでも知られ、韓国代表に招集された経験も持つセンターバック。

彼は6月に全北現代からの退団を希望し、チェ・ガンヒ監督と面談の上チームを離れた。しかし、移籍先は見つからず、結局全北に所属は残ることになった。だが彼自身は戻ってプレーする意思はなく、復帰後も出場機会がない状態となっていた。

記事によれば全北現代側は、戦力として計算できない選手に毎月給与を支払わなければいけないという点で大きな負担となり、長期化すればするほど他の選手にも悪い影響を与える可能性があるということで、イム・ユファンを任意引退選手とする方針を固めたとのこと。

イム・ユファン側も27日まで存在していた異議申立期間に証拠資料の提出を行わなかったとのことで、任意引退選手の公示は近いうちに行われることが確実となったという。

任意引退については、以前イ・チョンス選手がその処分を受けていたことで知られている。彼は今年それが撤回されるまでKリーグでのプレーは許されていなかった。

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