昨季、ドイツのクラブで初の三冠を成し遂げたバイエルン・ミュンヘン。そのバイエルンと同じアリアンツ・アレーナをホームとしている1860ミュンヘンは、降格した2004年以降2部リーグを戦っており、ここ2シーズンは6位。今季も開幕10試合で4勝2分4敗とピリッとしない。
ただチームがピリッとしなくとも、9月下旬から10月頭にかけてのミュンヘンは「オクトーバーフェスト」一色に染まる。1860ミュンヘンもこの世界最大のビール祭りに合わせ、昨年同様特製の新ユニフォームを披露している。
1860ミュンヘンの2013オクトーバーフェストモデル。昨季のモデルはギンガムチェック柄であったが、今季はチームカラーの水色をベースとしたダイヤ柄を採用。線の交差点にはクラブの象徴であるライオンが入れられている。
首もとには昨年に続き“ひも"をデザイン。“Einmal Löwe, immer Löwe"(かつても、今もライオン)はクラブのスローガンである。
このなかなか素敵なユニフォームは9月24日のDFBポカール2回戦、ドルトムント戦などで使用。ユルゲン・クロップ監督が試合後に相手選手からユニフォームを譲ってもらうという面白い場面も見られた。