鹿島アントラーズは6日、日本代表FW大迫勇也がドイツ2部の1860ミュンヘンへ移籍することが決まったと発表した。
年末に1860ミュンヘンから鹿島へ正式なオファーが届き動向が注目されていたが、年明けになって大迫が移籍を決断。クラブ間の交渉もまとまり今回の発表となった。
大迫にとって、ブラジルW杯を半年後に控えた時期での移籍はある意味で賭けとなるが、それを十分考慮した上での決断。また、フリードヘルム・フンケル監督はフランクフルト時代に高原直泰や稲本潤一、ボーフム時代にも乾貴士をチームへ迎え入れており、大迫にも高い期待を寄せているようだ。ドイツのブンデスリーガ2部は現在ウィンターブレイク中。リーグ再開は1部より2週間遅い、2月7日となる。
1860ミュンヘンは19節終了時点で8勝4分7敗の8位。上位との勝ち点差はそれほどないものの、総得点が1試合平均1得点よりも少ない18ゴールと得点力不足に悩まされており、23歳の日本代表ストライカーには「外国人助っ人」としての期待がかかる。
その1860ミュンヘンが今季使用しているユニフォームがこちら。サプライヤーはドイツのUhlsport(ウールシュポルト)。ホームモデルは伝統的なカラーである水色に、同じく伝統的に使われることが多いストライプ柄。2013-14モデルでは今風のグラデーションストライプを採用している。
5番はキャプテンを務めるスペイン人センターバックのギジェルモ・バジョリ(下)。
アウェイは黒をベースにグラデーションのラインが入ったデザイン。
なお、胸スポンサーは今季から契約しているフォルクスワーゲンで、「Think Blue.」は2011年5月から掲げている彼らのスローガン。環境に優しい車作りを“青”というカラーで表現しており、その青がクラブカラーの1860ミュンヘンに対する支援は効果的なスポンサー戦略と言えるだろう。
11番はチームの下部組織で育った元ドイツ代表FW、ベンヤミン・ラウト(下)。
本来はこの選手がエースとしてチームを牽引しなければならないが、ここまで18試合の出場で2ゴールと調子は上がっていない。
「リーガ用のアウェイ」として黄色のユニフォームも存在しているほか、昨年9月のオクトーバーフェスト期間には恒例の特製ユニフォームを使用。ドルトムントのユルゲン・クロップ監督もおねだりした素敵なユニフォームは現在、クラブのオンラインショップで安売りされており(79,95€ → 39,95€)、狙っていた人は絶好のチャンスである。
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