10月18日、スーパースポーツ・ドットコムは「エチオピアの外相を務めているアダノム・テドロス氏は、アーセナルに所属しているゲディオン・ゼラレム選手に誘いをかけた」と報じた。
ゲディオン・ゼラレムは1997年生まれの16歳。彼自身はドイツ・ベルリン生まれで、10歳までヘルタ・ベルリンのユースで育ち、その後アメリカに移住。昨年1月にアーセナルと契約し、現在は主にU-18やU-21チームでプレー。今夏行われたアジアツアーにも帯同し、名古屋グランパス戦にも出場した。
ゼラレムの父親はエチオピア人。昨年はドイツのU-16チームでプレーしたが、まだ他にエチオピア、アメリカ合衆国でプレーする権利を持っている。
彼は先日行われたワールドカップ・アフリカ3次予選のエチオピア対ナイジェリアの試合が終わった後、このようにツイートした。
Still proud
— Gedion Zelalem (@Gedion34) October 13, 2013
「誇りだ」
そしてこの投稿に対し、エチオピアの外相を務めているアダノム・テドロス氏はこのように返信した。
@Gedion34 @Tseday Hi Gedion. Good to hear from you. We hope you will play for #Ethiopia soon.
— Tedros Adhanom (@DrTedros) October 13, 2013
「そう聞けてうれしいよ。すぐにでもエチオピアでプレーしてくれることを願っているよ」
また、ロイター通信によるとアダノム・テドロス氏はノルウェー一部のSKブランに所属しているアミン・アスカル(彼はソマリア生まれでノルウェー育ちのエチオピア人)にも電話で接触したことが明らかになっている。
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