現地時間19日に行われたセリエA第8節、敵地でのミラン戦に敗れたウディネーゼはこれで今季アウェー戦4戦全敗となってしまった。ウディネーゼの指揮官フランチェスコ・グイドリンは試合後、現在のチーム状況について『Sky Sports Italia』にコメントした。

「今シーズンのチームは敵地での試合のパフォーマンスが悪く、この点についてのクオリティを改善する必要があると考えている」

「そうは言えども、決断力、勇気、推進力、そして自身については、前向きな変化があったと思うよ。満足な結果を得るには至らなかったけれども、改善だね」

「現在、ミランはいくつかの問題を抱えていたけれども、間違いないウディネーゼより強いし、来週(=試合は今週22日火曜日)にはバルセロナと対決する。調子が良い時のウディネーゼはここで勝利することができた。昨シーズンほどの鋭さは持っていなかったので我々は負けたんだ」

「我々はミラン戦で分かった改善点について、今後も取り組み続けなければならない。試合中、3つの異なるシステム変更をしなければならなかったが、ボールの回し方をより向上させ、アタッキング・サードでより丁寧に、ミスを少なくしなければならない」

また、ミラン戦でベンチスタートとなったコロンビア代表FWルイス・ムリエルについては、代表戦から戻ってから試合までに十分な準備期間が無かったことが理由だとしている。

「ムリエルがコロンビアから戻ったのは別の日だったし、その後練習しなかったので苦労したんじゃないかな。彼には30分くらい我々に活気を与えてくれることを期待たし、彼はやってくれたよ。ゴールに迫ったしね。彼は若く、成長しているよ」

「アタランタ戦で押し込まれてセットプレーでやられたような形よりもカウンターでゴールされる方がマシだね」

「もっと改善しなければいけないし、ボールを簡単に奪われないようにしなければいけないけれども、もう少しリスクを取り、前へ押し込まねばならないね。」

「ウディネーゼは毎シーズン変化するチームだ。しかしシーズン中に、(ドミッツィやブルキッチなど)特に守備陣に怪我人が出ているのもまた事実だ」

なお、グイドリン監督率いるウディネーゼは、今季セリエA第8節までを終えて3勝1分4敗で、勝ち点10でトリノやカリアリと並んでリーグ10位タイ。次節はホームのフリウリに、ここまで開幕から8連勝と絶好調で首位に立つローマを迎えての一戦が控えている。

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