イタリアの名門ユヴェントスは24日、ドイツのadidasと、2015-16シーズンからのテクニカルスポンサー契約を締結したことを発表した。契約期間は6年間で、契約金は総額1億3950万ユーロ(約187億円)。
ユヴェントスはセリエAで最多の29回の優勝を誇り、2006年の「カルチョポリ(八百長スキャンダル)」でクラブ史上初のセリエB降格を余儀なくされたものの、近年はアントニオ・コンテ監督のもとでリーグ2連覇中。ユニフォームサプライヤーは、Kappa(1979-2000)、Lotto(2000-2003)という国内メーカーを経て、2003年以降はアメリカのNikeが務めている。
ただ、イタリアでNikeと言えばこれまでインテルとユヴェントスの2強体制であったが、2014年からはさらに現在リーグ首位を走るローマが加わるため、ミランしか有力チームを持たないadidasの動きが注目されていた。
ユヴェントスは初のドイツメーカーとのサプライヤー契約になる。