リーグ1第12節、ソショー対サンテティエンヌ戦で痛ましいアクシデントが起きてしまった。

前半28分、サンテティエンヌDFクルト・ズマ(19歳)の見舞ったタックルが相手MFトマ・ゲルベール(24歳)の右足を巻き込んでしまい・・・

 

ズマのタックルは先にボールを捕えているものの、危険なプレーと判断されてバレラ主審から一発退場を言い渡された模様。 一方のゲルベールは途中交代となり、病院へと急行した。

なお、試合のほうは後半にソショーのペトリュス・ブマルも退場となるなか、0-0のスコアレスドローに終った。

ソショーのHPによれば、ゲルベールは右足の脛骨・腓骨の骨折、足首の脱臼と診断され、土曜日から日曜日にかけてストラスブール市内の病院で緊急手術を受けたという。 復帰までに4~6か月はかかる見込みだとも伝えている。

攻撃陣に離脱者が相次いでいるというソショーのルナール監督は「大事な試合でなんてことが」と嘆いていたようで、キャプテンのMFヴァンサン・ノゲイラも 「トマ(ゲルベール)の怪我は本当に大きなネガティブな出来事だ。みんなすぐに(怪我の程度が)深刻だと分かった」とショックを受けていたそう。

一方、サンテティエンヌのHPでズマは「意図的ではないアクシデントです。ボールを取りたかったけれど、不運にも私のタックルでトマ・ゲルベールが負傷してしまった。 ロッカールームで彼に会いに行きました。私はショックを受けました。彼と彼の家族そして全ての人達に謝罪します。彼の早い復帰を願っています」と謝罪。

また、サンテティエンヌのガルティエ監督は「この試合でとりあけ思うのは深刻な怪我をしてしまった選手のことだ。深刻なアクシデントには胸がつまされる。 我々は去年も苦しんだ(ジェレミ・クレモンのケース)。 トマ(ゲルベール)、ソショー、そしてクルト・ズマのことを案じている。(ズマの)守備的なアクションは十分にマスターされておらず、 トマ・ゲルベールの足首をブロックしてしまった。(今後出場停止などで)彼は処分されるだろうし、我々は受け入れる」と話したという。

なお、ソショーはTwitter上で、ゲルベールへの励ましのメッセージを募っている。

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