UEFAヨーロッパリーグ、グループKのトッテナムはシェリフ(モルドバ)を2-1で下し、グループリーグ4連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

『ホワイト・ハート・レーン』で行われたこの試合に先発出場したエリック・ラメラは後半15分に移籍後初となるゴールを記録。 見事先制点を叩き出した21歳のアルゼンチン人アタッカーはフル出場を果たし、チームの勝利に貢献した。

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今夏クラブレコードとなる巨額の移籍金でローマからやってきたラメラの初ゴールにアンドレ・ヴィラス=ボアス監督は「彼がこういう試合をやるのを我々は待っていた。彼が我々に対してできることの徴候を見ることができたし、うまくいけば彼は進歩できる」とコメント。さらに、「非常にクリエイティブで、向かってくる相手を恐れない」とも讃えていた。

また、同じくこの試合に先発すると、チームに2点目となるゴールをPKによって叩き出したFWジャーメイン・デフォーは ヨーロッパの舞台での通算得点を23とし、元イングランド代表FWマーティン・シバーズの記録を抜いてスパーズ史上最多記録を樹立。 そのデフォーも「今夜のエリック(ラメラ)はファンタスティックだった。彼は強く、ボール扱いもうまい。 若い年齢でクラブにやってくるのは難しい。でも、彼は僕たちのためにやるだけの実行力があった。僕も嬉しいよ」と話し、ラメラの初ゴールを祝福していた。

そのデフォーはこの試合のハーフタイムにシバーズと顔を合わせていたそうで、 「ハーフタイムにマーティン(・シバーズ)に会ったんだ。彼に『進み続けろ。君ならやれる。記録を破れる』と言われて、ちょっと気持ちが落ち着いたんだ」、 「起きたことすべてがクレイジーだった。僕がトンネル(通路)を通ったら、彼がそこにいた。笑顔でね。彼が僕にそうしたがってくれた。素晴らしいことだよ。 本当に多くの意味があることさ。彼はこのクラブのレジェンドだし、僕は今トップになれて嬉しい。信じられないような気持ちさ。まだ本当に実感がわかないんだ」とも述べたそう。

さらに、この試合でゴールマウスを守った大ベテランGKブラッド・フリーデルもある記録を達成していたという。 『BBC』によれば、42歳のフリーデルは旧UEFAカップと現ヨーロッパリーグでプレーした最年長の選手になったそう。 ちなみに、これまでの記録を持っていたのはGKサンデル・ボスフケルで、ボスフケルは43歳となった現在もトゥウェンテでプレーを続けている。

【試合ハイライト】

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