11月9日、ロイター通信は「FIFAのゼップ・ブラッター会長は、2022年ワールドカップを近隣諸国と共催する可能性について否定した」と報じた。
現在中東を訪れているブラッター会長は、先日アブダビでの記者会見において「2022年ワールドカップを近隣諸国と共催する可能性もある」と発言したと報じられた。
しかし、カタールでシャイフ・タミム・ビン・ハマド・アル・タニ氏との会談を行った後の記者会見において、ブラッター会長はそれが記者の誤解であると発言を否定した。
ロイター
ゼップ・ブラッター FIFA会長
「FIFAの決定としては、一つの国でプレーするというもの。それはカタールになるというのが、それだ。
あれは記者の誤解である。私はイランに、UAEに、そしてここ(カタール)にいた。そして『ワールドカップをシェアできますか?』と質問が来た。私は答えなかったんだがね。
2002年に日本と韓国で共催をするという決定をしたが、それはとても難しいものだった。今後2国で開催するという判断はしない。もちろん3国でもだ。一つの国で開催が可能ならばね」