11月16日、ワールドカップアフリカ3次予選セカンドレグの2試合が行われた。
ホームでエチオピアと戦ったナイジェリアは、ファーストレグに続いて2得点をあげ、トータルスコア4-1で本大会出場を決めた。
前回は勝利こそしたものの内容は悪かったが、今回は逆の展開。借りてきた猫のように元気のないエチオピアに対して序盤から攻勢をかけ、相手の良さを出させなかった。20分にアイナレム・ハイルのハンドからPKを獲得して先制すると、後半にはヴィクター・オビンナが直接フリーキックを決めてダメ押し。ブラジル行きの切符を掴んだ。
一方、セネガルがホーム開催を禁止されているため中立地であるモロッコで行われた試合では、コートジボワールが前節のリードを守って本大会行きを決めた。
3点を取らなければいけないセネガルは、今予選で初めて3-4-3を採用。3トップで相手の守備を中に引き寄せてサイドから仕掛けるシステムは機能し、多くのチャンスを作り出したが、得点は77分のPKのみに終わった。
コートジボワールは1-0で負けたところで問題なく本大会には進めたものの、ロスタイムにカウンターからサロモン・カルーが同点ゴールを決めて1-1のドローに持ち込み、今予選無敗で突破を決めた。