マンチェスター・ユナイテッドがバレンシアのMF、エベル・バネガと話し合いを行っているようだ。

『Daily Star』によれば、25歳のアルゼンチン代表MFはバレンシア退団を望んでおり、バレンシアはバネガの意向を遂に容認したとのこと。この数週間、ユナイテッドのスカウトはバネガの視察におとずれていた。バネガとバレンシアの契約には5000万ポンドの売却条項が結ばれているが、財政問題を抱えるバレンシアは2000万ポンド程度で売却せざるを得ない見込み。

バネガはボカ・ジュニアーズで育ち、2007年にレアル・マドリーへ移籍したフェルナンド・ガーゴの後継者に指名されるなど10代の頃から活躍。バレンシアには19歳の時に移籍している。しかし、急成長だったため、リーガの有名クラブでレギュラーを掴む事は難しく、ローン移籍なども経験した。バレンシアへ戻って以降はそれまでの鬱憤を晴らすかの如く覚醒。チームの心臓部を担い、これまでの評価が過大ではなかった事を証明している。

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