J1から降格した2012シーズン、18位と低迷したJ2のアビスパ福岡。スロベニア人のマリヤン・プシュニク監督を招聘した2013シーズンは持ち直し、7月には昇格プレーオフ圏内の6位まで浮上したものの、その後、10試合で1勝1分8敗という大スランプに陥ってしまい一気に転落。10月には約5000万円の運営資金不足が表面化し、結局14位でシーズンを終えた。

経営危機の方はひとまず年内の資金繰りに目処が付いたようだが、経営責任を取る形で大塚唯史社長が11月末での辞任を表明。一方、プシュニク監督とは2014シーズンまで契約を更新している。

その福岡が2014シーズンに向けた新ユニフォームを発表した。

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Avispa Fukuoka 2014 Svolme Home

1994年、50万人以上の署名により、静岡県藤枝市をホームとしていた「藤枝ブルックス」が移転して誕生したアビスパ福岡(当時の名前は「福岡ブルックス」)。

2014ユニフォームのデザインテーマは、「もう一度初心に戻り、一からスタートしたい」という思いが込められた『原点回帰』で、クラブ初のシーズンを戦った1995年当時のデザイン、玄界灘の海の色であるネイビーとその波しぶきを表すシルバーのストライプが復活。さらに、クラブ誕生時の感動・思いを忘れないため、センターには藤枝のシンボルカラーである「藤色」が使われている。

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サプライヤーは2011シーズンから契約しているスボルメ。下は最終節での新ユニフォームお披露目の様子。

なお、福岡は保険代理店業務などを行う「ブロードマインド」と2014シーズンの背中スポンサー契約を結んだことも先日発表。福岡のユニフォームの背中にスポンサーが入るのは3シーズンぶりとなる。


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