アスレティック・ビルバオが長らくホームスタジアムとして戦ってきた「サン・マメス」。

1913年に開場された”旧”サン・マメスは今年6月に取り壊され、その役目を終えた。現在はそのすぐそばに新スタジアム「サン・マメス・バリア」が建設され、新たな本拠地になった。

今年で旧サン・マメス開場から100年になることから、そのサン・マメスとビルバオの歴史と記憶が詰まった書籍がこのほど発表された。

 

“San Mames Historia eta Memoria” =サン・マメスの歴史と記憶

“San Mames Historia eta Memoria” は全446ページ。

1913年8月21日に開場し2013年6月5日に閉場となるまでのサン・マメス(とビルバオ?)の広範囲に渡る研究、そしてこれまで未発表だった写真なども数多く収録されているとか。クラブ創設からの歴史を詳細に辿る内容で、トリビアのほか、(もちろん)全ての試合の勝敗結果も記載されているそう。

 

“San Mames beti eta betiko”=サン・マメス、いつも一緒に、そして永遠に

“San Mames beti eta betiko”のほうは全277ページ。こちらは選手、対戦相手?、監督、首脳陣、クラブ職員(警備員や掃除担当者まで)、そしてサポーターの経験や記憶、逸話や感情といった部分に焦点を当てたもので、100のセンチメンタルなストーリーを集めたものだとか。ビルバオのレジェンドのほか、現スペイン代表監督ビセンテ・デル・ボスケや現オリンピアコス監督ミチェルらの逸話なども含まれているとか。

非常に興味深い内容なだけにその中身を少しだけでも見てみたかったが、残念ながらオフィシャルサイトでも見ることはできなかった。なお、一般向けに販売されるのかなどは不明。


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