12月1日、オーストラリア・Aリーグのセントラルコースト・マリナーズは「フィットネス&コンディショニングコーチを務めていたアンドリュー・クラーク氏が退団し、ベガルタ仙台へ移籍する」と発表した。
アンドリュー・クラーク氏は1974年生まれの39歳。代表歴はないものの、オーストラリア国内で長くサッカー選手として活躍した経験を持ち、2005年からセントラルコースト・マリナーズに所属。2010年の現役引退後に指導者に転身し、フィットネス&コンディショニングコーチ、およびスポーツ科学部門長を務めていた。
先日上司であったグラハム・アーノルド氏がセントラルコースト・マリナーズを離れ、2014年からベガルタ仙台の監督を務めることが決定。それからやや遅れたものの、片腕であったクラーク氏も上司の誘いで日本へと活躍の場を移すことになった。
フォーフォーツー
アンドリュー・クラーク
「過去には、オーストラリアの他のクラブからオファーを貰ったことがある。しかし率直に言えば、国内ではセントラルコースト以外で働きたいと思ったことはない。
しかし、このチャンスは私をもう一段階上のレベルに引き上げてくれるものだ。よりサッカーの世界の高い水準で仕事をするという、自分の夢を追える機会なんだ。
マリナーズに対しての尊敬、忠誠、愛情を表現することを止められない。もう私はここから離れてしまうのだから。ここは常に自分のクラブであったし、グループとして成し遂げてきたものを非常に誇りに思っているんだ。
アーニー(アーノルド監督の愛称)と私は、仙台で最善を尽くす。一方で、マリナーズはフィル・モス監督、ジョン・クローリーとウェイン・オサリバンという優秀な人間が手がけてくれる。
さっきはキャリアにおいてのチャンスと言ったが、これは同時に美しい家内と2人の娘とともに新しい文化で生活できる機会でもある。家族全員にとってに素晴らしい経験になるはずだ」
クラーク氏はこの後休暇を取る予定となっており、1月からベガルタ仙台で仕事を始めることとなる。
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