12月4日、今季スウェーデン2部・スーペルエッタンを制したファルケンベリFFは、公式サイトで「新監督にヘンリク・ラーション氏を招聘した」と発表した。

ファルケンベリFFは昨季初めて2部優勝を果たし、今季はクラブ史上初の1部リーグに挑戦。昨季チームを率いていたハンス・エクラン氏がカルマルFFに去ったため、11月上旬から後任となる指揮官を探していた。

ヘンリク・ラーションは1971年生まれの42歳。スウェーデンの伝説的なストライカーとして有名であり、セルティック、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドで活躍した経験も持つ。

2009年に現役を引退した後はランズクルーナBoISの監督に就任。指導者となる一方で、2012年にはローIF、昨年にはアシスタントコーチを務めていたヘガボリBKで短期間だけ現役復帰を果たしている。

公式

ホーカン・ニルソン スポーツマネージャー

「我々が今、新しい監督としてヘンリク・ラーションの就任を発表できるというのは、素晴らしいことだ。何度か会談を持ち、慎重に条件を提示して話をしてきた。

交渉はスムーズに進んだ。見解は一致しており、彼に仕事を任せるという決断は容易なものだった。彼が受託してくれて嬉しく思う。

昨季から続けてスタッフに残るトビアス・トゥヴェソンとともに、チームを引き継ぐための適任者であると確信している」

公式

ヘンリク・ラーション ファルケンベリ新監督

「これは本当に感激する出来事で、楽しみにしている。私は挑戦を欲している。ファルケンベリと関係のない人間は、誰もが成功は不可能だと考えているようだが、何らかの結果を残せることを願っている。

私はクラブに対してのいいアイデアを持っているし、優れた洞察力を持つ様々な人々と交流もある。慎重に自分自身に聞いてみれば、これは難しい決断ではなかったよ」

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名