エスパニョールやモナコ、パリ・サンジェルマンなどで活躍したブラジル人レフティー、ネネー。
32歳になったテクニシャンは現在、ジーコ率いるカタールのアル・ガラファでプレーしているが、このほど2ヵ所に痛々しい裂傷を負ってしまった。
なんでもネネーは試合がキックオフされる前にすでに負傷してしまったようだ。『globoesporte』などブラジルメディアの情報をまとめてお伝えする。
アル・ハリティヤト戦の試合前、チームメイトが水の入ったボトルを投げたところ、頭に直撃してしまったという。
これで頭部に深めの裂傷を負ってしまったネネーは「オレたちはふざけあっていたんだ。そのとき突然、彼は強く投げたので、オレは頭の向きを変える時間しかなかった。 ボトルの一番固い部分であるキャップが頭に当たって出血がはじまった」と話したそう。
とはいえ、すべてはアクシデントだとするネネーは「いいやつなんだ。でも、露骨なジョークをおもしろがる。それがここの人々の文化なんだ?。彼がオレを傷つけようとしたわけじゃないことは確信してるよ。でも、(監督の)ジーコや首脳陣から叱責を受けていた。こんなことは2度と起こらないと思う」とも述べたそう。
その後、頭に包帯を巻き試合に出場したネネーだったが、今度は相手DFから左足にハードな一撃を食らってしまった。
「蹴られた。スパイクのポイントによって?付き添ったドクターが動揺するほどの深刻な怪我を引き起こした。相当痛かったけどハーフタイムまではプレーした。でも、後半は戻ってこれなかった」 と語り、この怪我により無念の途中交代となってしまった。(後半開始直後に交代になったという情報もある)
最悪な一日となったネネーだったが、持ち前のユーモアは忘れなかったそうで、最後にこう述べたという。「この試合で僕は8ポイントもの代償を払ったと妻と話したんだよ。3は頭、4は足。勝ってたらさらにポイントになった」
(おそらく頭を3針、足を4針縫ったということで、試合は2-2の引き分けで勝ち点は1、よって合計8ポイント。試合に勝って勝ち点を上乗せできればよかったということだろうか。。。)
【この下に負傷画像】