4年に1度のサッカーの祭典、W杯。
約1ヶ月にもおよぶ長く過酷な大会は、サッカー選手だけでなくサッカーファンにとっても生涯に一度は体験したいイベントであろう。チケットの売れ行きも順調で、先日締め切られた1次販売では616万4682もの応募があり、日本国籍のサポーターにもすでに5021枚の当選の結果が届いている。
今回は、昨日8日にスタートされた本大会チケット2次販売の予約方法を、英語が苦手な方のためにも画像を用いて詳しくまとめてみることにしよう。
まずは、チケット予約に必ず必要なものを確認してみよう。
<必要なもの>
Visaのクレジットカード
なんと、意外にもこれだけ!どうやらVisaのクレジットカードさえあれば夢の祭典への道は自然と開けるらしい。
また、今回の2次販売では開幕戦と決勝戦を除いた全62試合のチケットが対象になっている。
◆手順1:FIFA.comアカウント(無料)をゲット
チケットの予約手続きには、FIFA.comのアカウントがまず必要だ。
こちらをクリックし、名前(First Name)と苗字(Last Name)、メールアドレスを入力し、『Begin Registration』をクリック。
FIFA.comアカウント作成画面に飛ぶので、誕生日、性別、パスワードを入力し『Step2』へ。
上の『Country of Residence』では、居住国を選択。日本の場合は「Japan」を選択し、『Screen Name』の欄に自分のアカウント名を入力。FIFAからのニュースレターを受け取るかのチェックを選択し、『Step3』へ。
不正アクセス防止用の認証画像が表示されるので、表示された数字を入力。FIFA.comのプライバシーポリシーを確認し、下のボックスにチェックを入れ『Register』をクリック。
これで登録は完了。ついで、いよいよチケットの予約画面へ!
◆手順2:希望するチケットを選択
まずはこちらをクリックし、もう一度居住地を選択。
日本に居住する人は上の『I am not a Brazilian Resident』を選択。ブラジル居住者は下を選択。
チケット購入に関するFIFAからの注意文が表示されるので、それぞれ最後までチェックし、下までスクロールする。すると、画像左部のような緑色のサムアップマークが出るので、『I agree. Start the process』をクリック。
さて、ここからはいよいよ本格的なチケット選択のステップに移る。今回の2次販売では『Individual Match Ticket』のみの販売になっている。
『Individual Match Ticket』は、ごく一般的な1試合限りのチケットのこと。上述した通り、開幕戦と決勝戦を除いたW杯62試合分のチケット予約がそれぞれ可能で、1つのアカウントにつき予約できるチケットの数は最大でも7枚。例を見てみよう。
こちらは、レシフェで行われるコートジボワール対日本戦の予約画面。座席はカテゴリー1,2,3と車椅子席の4パターンあり、それぞれ右には価格が表示されている。ちなみに、『High Demand』と表示されているのは、このチケットの当選確率が低いことを示す。それだけ予約履歴があり、人気があるということだ。
どうやら現在のところ、日本戦はかなり狙い目であるようだ。コートジボワール戦はいずれも『Low Demand』であり、他のグループと比較してグループCの競争率がやや低いことが分かる。
ちなみにカテゴリー1の175ドルは日本円でおよそ1万8040円、カテゴリー2の135ドルは1万3900円、カテゴリー3と車椅子席は90ドルで9280円となっている。
こちらは日本対ギリシャ。
こちらはコロンビア戦。さすがに同じ南米大陸の国ということもあり、やや競争率は高そうだ。
ちなみに、他グループの応募状況を見てみると・・・
こちらは、前回大会の決勝戦で激突したグループBの開幕カードとなったスペインとオランダの試合。さすがに抽選が集中している。
こちらは“死の組”ことグループDのイングランド対イタリアの試合。
なお、もし日本がグループCを2位で勝ち上がった際のベスト16の試合もまずまずの予約数が集まっている。
こちらはグループステージのものよりやや値段が張るようで、カテゴリー1の220ドルは日本円でおよそ万26700円、カテゴリー2の165ドルは1万7000円、カテゴリー3と車椅子席は110ドルで1万1300円となっている。
希望する試合とその口数を選択し、『Add to shopping cart』をクリックし次のステップへ。繰り返しになるが、1アカウントでの最大応募数は7試合だ。
◆手順3:顧客情報を入力
最後は決済情報を含めた個人情報の入力を行う。
ここでは、一般的なオンライン決済同様、個人情報を入力。名前や国籍、住所、電話番号等を英語で記入する。
そして最後に、クレジットカード情報。こちらも繰り返しになるが、今回のFIFA.comからのインターネット予約では、Visaのクレジットからしか決済ができないため、注意が必要である。
以上が、おおまかなチケット予約の手順である。
今回のチケット販売は試合のスケジュールが全て固められた状態で行われるため、出場国枠のチケットとそれ以外のチケットで締め切り日が違うとのこと。前者は2014年2月7日までだが、後者は2014年1月30日が締め切りになっている。。
なお、チケット予約に関するQ&AのページはFIFA.com内のこちらのページを参考にしていただきたい。
※以上の操作はあくまで一般的な予約方法であり、今後サイト上の仕様変更によっては変わる場合があります。予約についてはご自身の責任でお願いします。