1月9日、スポータル・オーストラリアは「オーストラリア代表監督を務めるアンジュ・ポステコグルー氏は、ルーカス・ニールやトム・ロジッチには出場機会が必要だと話した」と報じた。
長らく代表のキャプテンを務めてきたルーカス・ニールは、2011年にガラタサライを退団してからは多くのクラブを短期間で渡り歩く状況となっており、安定した出場機会が得られていない。
昨年は大宮アルディージャで4ヶ月間プレーしたものの契約は延長されず、現在はかつて所属したブラックバーン・ローヴァーズの練習に参加しており、入団の可能性もあると言われている。
一方、今後が期待される若手MFトム・ロジッチは、昨年1月にセントラルコースト・マリナーズからスコットランドの名門セルティックへと移籍したものの、現在レギュラーに定着できずにいる。
ポステコグルー監督はフェデレーション・スクエアでの取材に対して、リーグのレベルよりも出場機会の有無の方が重要だと話した。
スポータル・オーストラリア
アンジュ・ポステコグルー オーストラリア代表監督
「Aリーグ、ヨーロッパ、アジア。どこでプレーしていようとも、活躍できているのであれば、私は個人のパフォーマンスを見るよ。どのように進歩しているか、体調はどうか。どのようなリーグに所属しているかよりも、それが重要なことだ。
選手はプレーする必要がある。代表に合流するときに、体調を整えておくためにはね。ルーカス(・ニール)にとっては、大きな決断になるだろう。
(ロジッチの冬の移籍については)
数週間の間に何らかの決断が下されることを望んでいる。彼は素晴らしいクラブに所属しているが、今年はワールドカップイヤーなので、まずプレーしていなければならないよ。
従って、他のどこかに行く決断をするのであれば、ナショナルチームの監督としては嬉しいことだよ。このメッセージがレノン監督に届けばいいが」